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×雑記:W42Sの使いかた

年明けにSBからauにキャリアを変えたんだけど、そのときに選んだ携帯機種の使い方が色々とややこしかったので備忘録がてらまとめておく。
選んだのはソニーエリクソンのW42S、いわゆるウォークマン携帯と呼ばれる機種。音楽ファイル専用の内蔵1GBメモリとミュージックシャトルと呼ばれる独特な操作ボタンが特徴。
折りたたみじゃないので画面は傷つきやすいとは言え26万発色320*240ドットのQVGA液晶だし、スライド式のシャコンっていう操作感は気持ちいいし、デザインも他の機種とは比べ物にならないくらい良好だし、ダイヤルも押しやすいしで一発で気に入ってしまった。↑キーが押しにくいのはアレだけど。

w42s.png
[W42S製品公式]

んで、最初の説明だけを聞いていると、PCにある音楽ファイルを1GBのメモリに取り込んでUSBウォークマンのように持ち歩ける、という感じだったんだけど、実際に使ってみると色々とめんどくさいことが多かった。また、音楽ファイルの取り込み以外にも、メモリースティックを買ってそこに画像や動画を保存して持ち歩くこともできるので、そのあたりも合わせてまとめたいと思う。
というわけで、この雑記では以下の4つの項目について簡単に解説する。
 ・手持ちのmp3ファイルを本体メモリに転送する方法
 ・手持ちのmp3ファイルをメモリースティックに転送する方法
 ・手持ちの動画を携帯で再生する方法
 ・YouTube動画を携帯で再生する方法

■W42Sの本体メモリにPCのmp3ファイルを取り込む

W42Sには1GB(正確には959.8MB)という普通の携帯にはないほどの大容量メモリが用意されているが、ここには特定の音楽ファイルしか保存することができない。メールやアプリなどは別に用意された38MBほどのスペースに保存されるようになっている。
この1GBのメモリは、基本的にはLISMOを利用して購入した着うたフルを保存することを想定して用意されており、そのためauが提供しているauMusicPortというソフトを使わなければデータを転送することができない。
このauMusicPort(以下aMP)というのが曲者で、とにかく鬼のように使いづらく作られていて、特にCDから取り込んだ音楽やPC内のmp3データを取り込もうとすると果てしなく労力がかかるようになっている。というのも、au側からしてみれば、48kbpsというクソ以下の低ビットレートで315円という価格の着うたフルをとにかく売りたいため、その入手方法以外で取得した音楽データの取り込みについてはなるべく面倒くさくなるようにしているようなのだ。

aMP.png

さて、前書きが長くなったが、具体的にaMPを使って本体メモリに音楽データを転送する方法についてまとめる。
まずauの公式ダウンロードページから最新版のaMPを入手し、インストールをしよう。携帯電話購入時についてくるCDに入っているaMPはかなりバージョンが古かったため、ネットから最新版をDLすることを強く勧める。同時に携帯を接続するためのドライバもDLしてインストールしておこう。
ちなみに、aMPはWindowsXPにしか対応していないため、XPユーザー以外は使うことができない。ていうか、XPユーザーでもたまに使えないことがある(僕の実家のPCだと起動するとCPUがハングアップしてまともに動かなかった)。

最新版のaMPでは、PCからの音楽ファイルの取り込みについてはwma、m4a(AAC)、waveの3種類についてのみサポートしているため、mp3ファイルをそのまま取り込むことはできない。そこで、まずは手持ちのmp3ファイルを取り込める形式に変換しなければならない。
上記の3種類の中で、waveファイルについては変換するとファイルサイズが大きくなりすぎるため、wmaとAACファイルに変換する方法について説明する。

・mp3⇒wma変換
WMAこんぶを使う。要VB6以上インストール。使い方はReadmeを見るとすぐわかると思うので割愛。ビットレートやサンプルレートなどはお好きに。

・mp3⇒AAC変換
iTunesを使っている人はこちらを薦める。iTunesの設定ウィンドウを開き、詳細タブのインポートタブを開く。インポート方法にAACエンコーダ、設定は高音質あたりにしておく。
あとはライブラリ画面から変換したい曲を選び、右クリックから「選択項目をAACに変換」を選べばOK。複数ファイルを一度に変換したい場合はCtrlキーを押しながらクリックすることで複数のファイルを同時に選択できる。
変換されたファイルは、基本設定のままであればマイドキュメント内のマイミュージックフォルダのどこかに生成される。
itunes.png

取り込みたいファイルをwmaかAACに変換したら、あとはaMPを使って取り込むだけ。取り込み方法はauの公式ページに画像つきで詳しく解説されているので、そちらを見てもらうのが正確だ。
ちなみにツール⇒システム設定でCDからのインポート時のビットレートを128kbpsまでで指定することができるが、携帯に転送する際に強制的に48kbpsで再エンコーディングされてしまうのであまり意味はない。これは、PCの音楽ファイルを転送する際も同様。つまり本体メモリには48kbpsの音楽ファイルしか保存できないのだ。

■メモリースティックに音楽ファイルを転送する

さて、本体メモリへの音楽ファイルの転送方法は以上の通りだが、この機種の真価はメモリースティック購入後に発揮されるといってもいい。というか、本体メモリが48kbpsという低ビットレートのファイルしか保存できない仕組みのため、まともなウォークマンとして使おうと思うとメモリースティックを買わねばやってられない。メモリースティックは現在2GBモデルで7000円程度@Amazonとかなり安くなってきているため、この機種を選んだなら迷わず購入しておきたい。PSP用のがあるならそちらでもOK。
無事メモリースティックを入手できたら、そちらのほうに音楽ファイルを転送したいところ。本体メモリに音楽ファイルを転送するときはaMPを使わなければならなかったが、メモリースティックに音楽ファイルを転送する場合はソニー謹製のSonicStageCPを使う必要がある。
以下にその方法を解説する…と言いたいところだが、すでに画像つきで詳細にまとめてくれているサイトがあったので、そちらを紹介しておく。⇒[So-net blog:まことのblog:W42S - 音楽ファイルのメモリースティックDUOへの転送方法]
ここを見ればメモリースティックへの転送は十分に理解できるだろう。

SSCP.png

メモリースティックに転送する場合は、転送する際に強制的にATRAC3にエンコーディングされるため、やや時間がかかる。が、本体メモリと違って133kbpsのそれなりに高い音質のまま転送できるため、これでようやくウォークマン携帯を名乗れるようになるだろう。

まとめると、音楽ファイルをW42Sに転送しようとすると、本体メモリだと48kbpsHE-AAC、メモリースティックだと133kpbsATRAC3に強制的に変えられて送られる仕組みになっているということだ。今後の新機種でmp3の直転送に対応してくれることを切に祈りたい。
また、mp3で音楽データを管理している人にとってみれば、いちいちPC内にソフト別にバックアップライブラリを作られては容量の無駄以外の何者でもないので、SonicStageなどではキャッシュ削除を設定しておくなどしておきたい。ちなみにaMPではDocument and settingsフォルダのさらに深いところにバックアップがとられているが、システム設定でバックアップフォルダを変更できるので好きな場所に変更しておくとよい。

■メモリースティックに動画ファイルを転送する

さて、音楽ファイルについては以上の2通りの方法で転送することができた。しかし、メモリースティックに入れて持ち歩けるのは何も音楽ファイルだけではない。そこで次は、手持ちのaviなどの動画ファイル、YouTubeからDLしたflvファイルを転送して再生する方法を解説しよう。

動画や画像ファイルをメモリースティックに転送する方法自体は至って簡単だ。
まずW42Sでデータフォルダを開き、EZボタンで「M.S.へ」移動する。次の画面で左キーを押し、3のPCフォルダを選択すると、フォルダを作成するか聞いてくるのでOKを押す。
あとは、マスストレージモードでW42SをPCに接続すると、マイコンピュータにMemoryStickが認識されるのでクリックして開き、中のMOBILEフォルダ⇒AU_INOUTフォルダ内にデータを直接ドロップするだけ。接続を解除したあと先ほどと同様に携帯からPCフォルダを開き、M.S内の好きなフォルダに移動させれば完了。

データの転送自体はドラッグ&ドロップでできるので非常に簡単だが、aviファイルなどの動画ファイルを携帯で再生するためには、3g2というファイル形式に変換する必要がある。そこで使用するのが、有名な携帯動画変換君だ。

・携帯動画変換君を使ってW42Sで再生できる動画ファイルを作成する方法

まず変換君本体をDLして解凍、使えるようにしておく。次に同WikiからW42Sの項目を開き、『Camouflage_MOVIE_for_W42S.ini』からiniファイルをDLする。DLしたiniファイルは3GP_Converterフォルダ内のcoresフォルダに放り込む。
さらに適当なtxtファイルを作成し、

[Info]
Title=機種別設定:3GP2ファイル, W42S向け設定
TitleE=Model: 3GP2, for W42S
Description=W42Sに向けた設定です。
DescriptionE=Setting adjusted for au/KDDI W42S.

[Item0]
Title=EZムービー / 映像:Xvid 384kbps 15fps 音声:48kbps 24kHz Mono
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -title "<%Title%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -qmin 1 -qmax 31 -vcodec xvid -mbd 2 -4mv -trell -aic -fixaspect -s 320x240 -r 15 -b 384 -acodec aac -ac 1 -ar 24000 -ab 48 -f 3gp -muxvb 192 -muxab 64 "<%TemporaryFile%>_1.3g2""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>_1.3g2" "<%TemporaryFile%>_2.3g2" -c QT_3GPP2_QVGA_AAC_NoFra.ini""
Command3=""<%AppPath%>\cores\ATOMChanger" "<%TemporaryFile%>_2.3g2" "<%OutputFile%>.3g2" "Camouflage_MOVIE_for_W42S.ini""
Command2="rm "<%TemporaryFile%>_1.3g2""
Command4="rm "<%TemporaryFile%>_2.3g2""

を本文にコピペし、Transcoding_W42S.iniと拡張子も含めてファイル名を変更し、default_settingフォルダに放り込んでおく。

あとは、動画変換君をSetup.exeから起動し、リストからW42S向け設定を選んで設定ボタンを押し、現れたウィンドウに変換したいファイルをドラッグ&ドロップすればOK。
変換したファイルの出力先は「出力先ディレクトリ」の選択ボタンから変更可能。
出力されたファイルは上で説明した方法で携帯に転送すれば、携帯から見ることができるようになる。

・YouTubeの動画を携帯で再生する方法

ようつべ動画を携帯で再生する手順は簡単に言うと、
1.ようつべからflvファイルを落とす
2.flvファイルを携帯動画変換君で変換する
3.変換したファイルを携帯に転送する
となる。このうち3については通常のファイルと同様の処理で可能なので、1と2について解説する。

ようつべからflvファイルを落とす方法はいくつかあるが、FirefoxユーザであればVideoDownloaderというアドオンを導入すればワンクリックで可能。Firefoxユーザ以外ならこちらのページなどを参考にしてダウンロードして欲しい。
また、欲しい動画を探すときはYoutubeのまとめサイトのまとめなどを参考に。無事ダウンロードが成功したら、ファイルを好きなようにリネームしておこう。

DLしたflvファイルには拡張子がついていないが、そのままで構わない。
そのflvファイルを携帯動画に変換するのにも、やはり携帯動画変換君を使用する。
先ほどと同様に適当なテキストファイルを作成し、

[info]
Title=機種別設定:W42Sようつべ動画再生可能設定
TitleE=Model: 3GP2, for W42S
Description=TouTube動画をW42S再生用に変換します。

[Item0]
Title=YouTube動画変換
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 15.000 -b 190 -acodec aac -ac 2 -ar 24000 -ab 56 -f 3gp -muxvb 384 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%TemporaryFile%>_2.3g2" -c QT_3GPP2(EZ)_QVGA_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command3=""<%AppPath%>\cores\ATOMChanger" "<%TemporaryFile%>_2.3g2" "<%OutputFile%>.3g2" "Camouflage_MOVIE_for_W32S.ini""
Command4="rm "<%TemporaryFile%>_2.3g2""

を本文にコピペし、ファイル名をTranscoding_W42S2.iniと拡張子ごと変更し、default_settingフォルダに放り込む。あとはSetupから「機種別設定:W42Sようつべ動画再生可能設定」を選び、ウィンドウにflvファイルをドロップするだけでOK。
これでYouTube動画がW42Sで再生できる形式に変換されるはずだ。

■おまけ ~動画ファイルの編集~

携帯で動画を再生する場合、PCと違って画面が小さく、上下のアスペクト比も4:3に固定されるため、手持ちの動画の一部をトリミング(切り出し)したり、アスペクト比を変更したりしたいと思うことがある。
また、携帯動画変換君で変換するときにエラーが出てしまうときに、一度コーデックを変えて再エンコードすると直ることがあるので、それらの場合に使えるソフトを紹介しておく。

・avi動画のトリミング、アスペクト比の調整
AVI2JPGを使う。開いたウィンドウに直接ファイルをドロップし、自由に画面の切り出しや好きな部分のみエンコードなどが行える。エンコードする際は音声を44.1khzのPCMに設定するように。ちょっと使い方が独特なので、わからなければReadmeを読もう。

・avi、mpg、wmv動画の上下左右反転やノイズ除去など及びavi出力
Aera61ビデオレタッチを使う。AVI2JPGはaviファイルしか扱えないため、mpgやwmvなどはこれでaviに変換しておくとよい。ついでにノイズの除去などもしてしまおう。
使い方は変換したいファイルを入力欄にドロップして行いたい処理を右下から選んでチェック、画像圧縮と音声圧縮のエンコーダを選んでAVI作成ボタンクリックでOK。音声圧縮はデフォルトのままにしておくのが無難。

・動画ファイルのトランスコーディング、ノイズ除去、インターレース解除
Mediacoderを使う。多様な動画形式、音声形式に対応しており、アスペクト比や解像度の変更や動画の回転、動画の一括変換など非常に多機能で使いやすい。
Areaビデオレタッチよりこちらのほうがお勧め。

以上でW42Sを使いこなすための情報は全て解説完了。
これだけの情報を整理しないと使いこなせないというのはある意味玄人向けの携帯と言えるかもしれないが、シャトルの使い心地やデザイン、Web閲覧のサクサクさなど他の携帯より優れた点は多々あるので、困難を乗り越えてでも使うだけの価値は十分にあると感じた。W42Sを買ったという人、これから買おうかと思っている人がいれば参考にして欲しい。

【参考サイト】
W42S | au | Sony Ericsson
http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/w42s/musicstyle.html
W42S関連まとめ
http://kintubo01.70.kg/w42s/
MobileHackerz
http://www.nurs.or.jp/~calcium/index.html
So-net blog:まことのblog:W42S - 音楽ファイルのメモリースティックDUOへの転送方法
http://blog.so-net.ne.jp/makotodesu/2006-06-29
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コメント


いや~。素晴らしい情報ありがとうございます。

私もSBからauへ変えて、ウォークマン携帯にしました。

こちらのブログを拝見して、とても助かりました。
週末に、色々とやってみますね。

by: タテケン * 2007.02.23 14:11 * URL [編集]


>タケテンさん

お役に立ったなら幸いです。
ほんと、上キーの押しづらさとaMPの使いづらささえ
気にしなければすごくいい携帯ですよね、W42S。
今なら新規だと1円で手に入りますし。
お互い末永く使っていきましょう。

by: Neo * 2007.02.24 18:57 * URL [編集]


まず変換君本体をDLして解凍、使えるようにしておく。次に同WikiからW42Sの項目を開き、『Camouflage_MOVIE_for_W42S.ini』からiniファイルをDLする。DLしたiniファイルは3GP_Converterフォルダ内のcoresフォルダに放り込む。
さらに適当なtxtファイルを作成し、

まではやったのですが

Transcoding_W42S.iniと拡張子も含めてファイル名を変更し、default_settingフォルダに放り込んでおく。

の部分がよくわかりません。

by: * 2007.08.16 21:54 * URL [編集]


>Transcoding_W42S.iniと拡張子も含めてファイル名を変更し、default_settingフォルダに放り込んでおく。 の部分

新しくテキストファイルを右クリックから作成すると「新規テキスト ドキュメント.txt」というファイル名で生成されますが、そのファイル名を「Transcoding_W42S.ini」に拡張子(.txtの部分)ごと変更する、ということです。
テキストファイルの中身は四角で囲ってる部分をコピペして保存していればOKです。

by: Neo * 2007.08.22 12:35 * URL [編集]


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