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×雑記:亀田戦の感想

8月2日に行われた亀田興毅のライトフライ級の世界戦の結果が余りに面白いことになりすぎて、各所で話題騒然になっているので流行に乗って色々とまとめてみる。
情報の出自は以下。
亀田×ランダエダ まとめ
亀田興毅-Wikipedia
亀田興毅のまとめ-ニュー速用まとめWiki

・亀田興毅自身の性格について

亀田興毅の物怖じしない、というか礼儀知らずとも言える態度については、僕はそれほど嫌悪感を抱かない。恐らくは演出なのだろうし、昭和のヤンキーキャラで売るのもそれはそれでアリだと思う。あれにいちいちムカっと来ていたら吉本新喜劇は見ていられない。
ただ、多少演出下手な面はあると思う。いくらヤンキーキャラだとはいえ、ある程度敬語を使うべき場面というのは設定しておいたほうがいいだろうし、そのほうがより広い年齢層からの支持を得られるだろう。俗に言う、「普段不良ぶってる人がたまにいいことをするとなぜかすごくいい人のように思われる」現象というやつだ。長男の失敗を活かし、次男、三男ではさらに完璧なキャラクター作りに励んでもらいたい。

という皮肉は置いておいて、実際のところ、本人が世界タイトルを取ったときに流した涙はさすがに嘘ではないだろうし、頭は恐ろしく悪いかもしれないが、根はまともな子のように思える。しっかりと努力もしているし、19歳で世界を相手に戦うというのは並大抵の人間にできることではない。
やはり憎むべきは、亀田本人よりもそれを利用している周りの大人たちだろう。

・亀田興毅の戦歴について

数字だけ見ると12戦12勝10KOと華々しい。が、1戦目から6戦目までの対戦相手は(記録に残っている試合についていえば)一勝も挙げたことがないというどう見ても噛ませ犬ばかり。7戦目でようやく“勝ったことのある”選手を連れてくるが、それすら引退経験のある35歳のロートルというありさま。その後の試合でもローブローで勝利するなど、疑惑の残る勝利が多い。これじゃ「温室栽培」と言われても反論のしようがないだろう。

しかも、最終的には実際の階級であるフライ級からライトフライ級に階級を落とし、空位のチャンピオンをさらに階級が下の元ミニマム級の選手と争う、というのだから笑える。ここまでお膳立てを整えてもらいながらも苦戦した亀田は、やはり選手としてはまだまだなのだろう。
 
・世界戦での判定について

1R目でのダウン、11、12Rでの圧倒的な苦戦から、判定で亀田が勝利するのはどう考えてもおかしい、という人がほとんど。確かに僕もそう思うが、ラウンドごとのジャッジのポイントを見ていけば、結果にはある程度は納得できる部分もある。
なぜなら、確かに亀田は1、11、12Rでは情けないくらいに苦戦していたが、それ以外の中盤のラウンドでは十分対等に渡り合っていたため、そのうちのいくつかのラウンドを取っていてもおかしくはないからだ。ダウンを考慮したとしても、12ラウンドのうち7ラウンドを奪えば114対113の1ポイント差で勝利できるような採点システムのため、1、11、12Rを除く9ラウンドのうち7ラウンドを制していれば亀田の勝ちは十分にありうるというわけだ。

ここで大きな問題なのは、マストシステムという採点制度。この制度ではラウンドごとの採点で、例え両者のポイントが拮抗しているときでも、どちらかに優劣をつけて点数をつけることが「奨励」されている。あくまでも奨励であって強制ではないが、1つの試合で3ラウンド以上同点の採点を行うジャッジは三流扱いされる、という話も聞く。
この採点制度を用いると、例えば中盤5、6、7、8Rのようなかなり拮抗しつつもやや亀田優勢のラウンドと、終盤の11、12Rのような明らかにランダエダのほうが押しているラウンド、そのどちらにも同じ“1ポイント差”がつけられてしまう。最終的には同じ効力を持つ1ポイントだが、中盤のラウンドの1ポイントと終盤のラウンドの1ポイントでは実内容における差が全く違う。恐らくはそれが、見ている人の印象と実際の判定との差につながっているのだろう。

しかし、それを差し引いても大きな疑問の残る判定がある。それは、12Rにおける金光洙という韓国人審判のジャッジだ。彼は、明らかにランダエダが押していたように見える12R目の判定で、10-9で亀田有利のジャッジを下している。ちなみに他の二人のジャッジは9-10でランダエダ。
12Rがどんなラウンドだったかは実際に見てもらうのが早い。ちなみにその前の11Rは、金審判も含めて3人全員が9-10でランダエダというジャッジを下しているので、11Rと見比べてみて欲しい。[→YouTube-11ラウンド目12ラウンド目]
僕はボクシングの素人だから余り大きなことは言えないが、それでもどう見ても11Rがランダエダで12Rが亀田、という判定をする根拠がわからない。もしこの審判が他の審判と同様に、この12Rについてランダエダ有利の判定を下していた場合、最終的な判定は1-1(ドロー1)で引き分けになっていた。そして恐らくそれが最もあり得る結末だったはずだ。
もしこの世界戦で八百長のようなことがあったとするならば、この判定こそがその結果であると言えるだろう。

・TBSの体質について

すでにネット各所で言われていることだが、亀田の世界戦が8/2に行われた理由は亀田の後援会である「全国青少年健全育成会」(笑)の設立者であり、山口組の幹部である英五郎の誕生日が8/2だかららしい。つまりは、暴力団との資金関係が存在しているということだ。
格闘技、暴力団、放送局というと、つい最近フジテレビが暴力団との関係を理由にPRIDEの放送を打ち切ったことが記憶に新しい。フジは大晦日に特番を放送するほどのドル箱だったPRIDEを捨ててまで暴力団との関係を絶とうとしたが、TBSは絶とうとするどころか世界戦を幹部の誕生日祝いにしてまでご機嫌を伺おうとしている。これは、亀田興毅という仮初のスターを祭り上げる云々と比較にならないくらいの大問題だろう。
ちなみにTV放映ではリングすぐそばのS席で亀田戦を観戦する山口組幹部の方々がばっちりと写りこんでいる。

ていうか、もうそろそろTBSの放送免許剥奪しちゃえよ総務省。この前の安部官房長官に対する印象操作事件とか、靖国問題に関する確信犯的な誤訳事件とか、石原都知事の発言の捏造事件とか、いくらなんでもやりすぎだろう。TBSがなくなっても特に困ることはなさそうだから、永久にこの世から消え去って欲しい。


以上が僕個人の一連の「TBS亀田プロジェクト」に関する感想のまとめ。
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コメント

俺も

亀田選手のあのキャラクターは演出だと思う。
でなきゃ普通の不良ならあんな親父にはすぐにたてつくはず。
純粋なんだと思うなぁ。

by: 綺咲ロン * 2006.08.05 15:52 * URL [編集]


>綺咲ロンさん

全部が全部演技演出ではないとは思いますが、
誰かしら指導(?)している人はいそうですよね。
ただ、19歳という年齢を考えるとそこまで上手く立ち振る舞えるとも思えないので、
素が50、演出が50という感じなんでしょうか。

by: Neo * 2006.08.06 01:31 * URL [編集]


んー、なんていうか、俺はそこそこ格闘技とか好きな方だと思うし、これからも色々な試合を観るだろうけど、今回の試合がこれからの格闘技に影響を及ぼさない事だけを願う。
正直、俺はヤクザが興行しようが、八百長やろうが、いいと思うんだ。見世物としてのスポーツなんて、娯楽やエンターテイメントとの境界線が微妙なもんだし、客が見てくれてナンボのもんである事も確か。
だから、ヤーさんが八百長でショーボクシングを望むのならそれもいいと思うが、何もWBAでやらんでもと。WBA・WBCは、ボクシングをあまり知らない人でも名前ぐらいなら聞いたことある歴史ある(まぁ、中が腐ってるという噂もあるけど・・・)協会。他にIWFとかIWGP(違)とか色々あんじゃん。他でやってくれよ。
そしてもうちょっとバレないようにやれと。協栄の金のオッサンの八百長は、今に始まった事ではないとしても、前はもう少しマシだったぞ・・・。

色々あるけど要約すると、他(違う団体や、違うスポーツ)に迷惑かけない用にやってほしいなぁ。

by: げー * 2006.08.06 02:14 * URL [編集]


>げーちゃん

TBSは今日のHERO'Sでも桜庭の試合でレフェリーの不可解な判定があったけど、
結局そういうごたごたで一番損するのは当事者の選手だと思うんだよね。
例の協栄ジムの毒入りオレンジ事件でも、
一番割りを食ったのはなんの落ち度もない具志堅だったりしたし。
金儲けの道具に使われて、不名誉な汚名を着せられて、
積み上げてきた努力まで否定されて消えていく選手がこれから出ないことを願う。

by: Neo * 2006.08.06 02:36 * URL [編集]


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