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×神話上の武器2 西洋編

前回から実に1年ぶりとなる、神話関係の知識のまとめ記事です。
本当は日本や中国系の武器をまとめる予定だったのだけど、思いのほか北欧系の武器が多くなってしまったため、とりあえずこちらだけでまとめてしまうことに。
前回のまとめが中途半端だったため、それに加筆修正する形でまとめました。そのためかなーり長いです。
[4/9改訂]42種
■エア [Ea’s sword] [オリエント]

 世界最古の文学作品と言われるエヌマ・エリシュに記された天地創造の物語の中で、
 知恵と水の神エアが巨人ウルリクンを打ち倒すときに使用した剣。
 天地開闢に至るほどの凄まじい力を持っているらしい。
 後の全ての神話の聖剣の原点にして頂点と言える剣。

■アスカロン [Ascalon] [キリスト教]

 キリスト教の聖人、聖ジョージの持つ竜殺しの聖剣。
 近くに住む竜に苦しめられていた村に通りかかった聖ジョージは、
 その竜を退治する代わりにその村の村人をキリスト教徒に改宗させた。

■アポカリプス ソード [Apocalypse sword] [キリスト教]

 有名なヨハネ黙示録で、アルマゲドンによって七つの封印が解かれたときに現れる、
 2番目の御使いが持つ剣を意味する。

■フラベルム [Flabellum] [キリスト教]

 最上級の天使であるセラフが持つとされる扇。

■ラハト・ケレブ [Lahat chereb] [キリスト教]

 第二位の天使ケルプの持つ炎の剣。

■ロンギヌスの槍 [Lance of Longinus] [キリスト教]

 磔刑にされたキリストの生死を確認するために突き立てられた槍。
 ロンギヌスとは槍を突き立てた兵士の名とされるが、
 単にラテン語のlongus(長い)という言葉から来ているという説もある。

■ガンバンティン [Ganbanteinn] [北欧]

 デーン人の事跡において、オーディンの息子ヘルモーズが持つ魔法の杖。
 他人の使用した魔術を無効化する特殊な力を持つ。

■グラム [Gram] [北欧]

 言わずと知れた北欧神話の英雄、シグムンド(ジークフリード)の持つ2mを超す大剣。
 主神オーディンがブランストックという聖なるリンゴの木に刺した剣を、
 唯一シグムンドのみが引き抜くことができたため、彼のものとなった。
 別名バルムンク。また、ニーベルンゲンの指輪ではノートゥンクという名で登場する。

■グングニル [Gungnir] [北欧]

 北欧神話の主神、オーディンが持つ銀の槍。
 柄はトネリコでできており、矛にはルーン文字が刻まれている。

■ダインスレイフ [Dainsleif] [北欧]

 北欧神話に登場する呪われた魔剣。
 フレイアがロキからブリーシンガメンを取り戻すため、
 人間の王であるホグニとヘンジを戦わせ両方を破滅させようとした。
 その時ホグニに渡したのがダインスレイフ。
 抜くと必ず誰かが死ぬという力を持っているため、
 結果フレイアの思い通りに二人は死ぬこととなる。

■ミスティルテイン [Mistilteinn] [北欧]

 フロームンド・グリスプソンの伝承において、
 英雄フロームンドが亡霊の王より奪い取った名剣。
 ミスティルテインとは古ノルド語でヤドリギを意味し、
 不死身の神バルドルの唯一の弱点でもあった。
 ただのヤドリギの一振りの枝は、
 不死身の神の命を奪うことで稀代の魔剣へと変貌を遂げる。

■ミョルニル [Mjollnir] [北欧]

 アース神族で最も強いといわれる雷神トールの持つ巨大なハンマー。
 投擲すると自ら敵に命中しなぎ倒すとされる。
 扱うためにはメギンギョルドという帯が必要で、
 トールとその息子マグニにしか使うことができない。

■レーヴァテイン [Levateinn] [北欧]

 巨人スルトの持つ炎の剣。もしくは、ロキによって創り出され、
 のちにスルトの妻シンマラに預けられた魔の杖を表す。

■勝利の剣 [Sword of victory] [北欧]

 北欧神話の豊穣の神フレイが持つ名も無き名剣。
 両刃で刀身は細長く、刻まれたルーンによって光り輝いている。
 また剣そのものが意思を持ち、勝手に鞘を飛び出して敵を斬りつけるという。

■カリバーン [Caliburn] [ケルト]

 アーサー王が岩盤から引き抜いた王者の剣。
 後に一度破壊され、湖の精によって再生されてエクスカリバーとなる。

■エクスカリバー [Excalibur] [ケルト]

 有名な『アーサー王物語』に登場する聖剣。
 もとはカリバーンという名の剣だったが、
 ペノリア王によって折られた後に湖の精によって再び生まれ変わり、
 新たな(Ex)という接頭語を与えられてEx-Caliburn=Excaliburとなる。

■アロンダイト [Alondite] [ケルト]

 アーサー王の円卓の騎士の一人、湖の騎士ランスロット卿が所持していた剣。
 存在感は薄い。

■ガラティン[Gallatin] [ケルト]

 円卓の騎士の一人、サー・ガウェインの振るう名剣。
 エクスカリバーを鍛えたのと同じ妖精の手によって造り上げられ、
 全く刃こぼれすることがないという。

■ジョワユーズ [Joyeuse] [ケルト]

 シャルルマーニュ大帝が所有する“喜ばしき”黄金の剣。
 柄には聖遺物として名高いロンギヌスの槍の切っ先が込められている。

■デュランダル [Durandal] [ケルト]

 シャルルマーニュ伝説に登場する、十二騎士の筆頭パラディンだったロランの持つ片手剣。

■オートクレール [Hauteclaire] [ケルト]

 シャルルマーニュ伝説に登場する騎士の一人、オリヴィエの剣。
 オートクレールとは“高く清らか”という意味で、柄は黄金でできていたとされる。

■アルマス [Almace] [ケルト]

 シャルルマーニュ大帝に仕えた大司教、チュルパンが持つ美しい宝剣。
 イングランドの鍛冶師ガラントによって鍛えられた三振りの名剣の一つ。
 氷の刃という二つ名で呼ばれる。

■バルスウェンデン [Balswenden] [ケルト]

 シャルルマーニュ伝説に登場する異教徒の王、マルジリエスに仕える、
 トルトーゼのタルギースの持つ剣。

■カラドボルグ [Caladbolg] [ケルト]

 クーフーリンの親友であるフェルグス=マグローイ(ファディア)の剣。
 『固い剣(鞘)』を意味する。また、カリバーンの語源だという説もある。

■ゲイボルグ [Gaybolg] [ケルト]

 ケルトの英雄クーフーリンが、影の国の魔女スカサハ(スカアハ)から授けられた魔槍。
 敵に命中すると30もの矢じりが飛び出す。
 クーフーリンは光の神ルーの息子で、
 槍を得意としたのは父がブリューナクという槍を振るっていたためとも考えられる。

■フラガラッハ [Fragarach] [ケルト]

 ケルトの光の神ルーの所持する三種の神器の一つ。
 恐ろしい程の切れ味を持つ光の剣。
 ちなみに、某有名PCゲームのように「フラガラッ"ク"」と読むのは、
 音楽家のバッハ(Bach)をバッ"ク"と読むようなものなので注意。

■アンサラー [Answerer] [ケルト]

 ルーの持つ三種の武器の一つ。
 しばしば光の剣フラガラッハと同一視されがちだが、こちらは魔の属性を持つ。
 ちなみにアンサラーとはフラガラッハの英訳。

■ブリューナク [Briounac] [ケルト]

 同じく、光の神ルーの持つ神器の一つ。
 貫くものを意味し、自らの意思で敵を貫くという。

■魔弾タスラム [Tasrum] [ケルト]

 光の神ルーの持つ三種の武器の最後の一つ。
 またの名を太陽弾と言い、ルーの魔力が込められていて投げつけることで攻撃する。
 なんとも豪快な武器。

■オルナ [Orna] [ケルト]

 フォウォレの王テトラが振るった剣。
 のちにマグ・トゥレドの戦役でオグマによって発見される。

■クラウ・ソラス [Claimh=Solais] [ケルト]

 ケルト神話で、ダーナ神族の王ヌァザ・アガトーラムの剣。
 炎の剣や不敗の剣とも呼ばれる。

■テュルフィング [Tyrfingr] [ケルト]

 スヴァルラーメ王が小人に作らせた黄金の聖剣。
 持ち主の望みを三つ叶えるのと引き換えに必ず死を与えるとされ、
 幾度となく所有者が変わってもそれは変わらなかった。

■ピサールの毒槍 [ケルト]

 ペルシャの魔人王ピサールが振るう毒の槍。
 ブリアン、ユッハル、アネの三兄弟が、ルーの父親を殺害した報いとして、
 探してくるように命じられた一本の槍がピサールの毒槍である。

■アリーウスの剣 [Sword of Alíus] [伝承]
■オリーウスの剣 [Sword of Olíus] [伝承]

 勇者殺しのアースムンドのサガに登場する2振りの剣。
 スヴィーシオズ(スウェーデン)国のブズリ王が、
 アリーウスとオリーウスという二人の流浪の鍛冶師に作らせた剣で、
 二つの剣はあらゆる面で互角であったが、
 アリーウスが「二つの剣がぶつかりあえば自らが勝るであろう」と言ったため、
 オリーウスの剣は王によって折られることとなる。

■エゼルリング [Adelring] [伝承]

 デンマークの古い伝承に登場する剣。
 もとはシヴォー・スレナンスヴェンの剣であったが、
 義理の兄弟の手に渡り本人の殺害に使われてしまう。
 その後様々な人の手に渡り、多くのエピソードに登場する。
 竜殺しの剣でもある。

■カールスナウト [Karlsnautr] [伝承]

 北欧の伝承歌において、グレッティルがグラームという亡霊を打ち払った剣。
 後にグレッティル自身もこの剣のルーンによって首をはねられるが、
 そのときあまりの硬さに中央が刃こぼれしたという。

■フルンティング [Hrunting] [伝承]

 イングランドの叙事詩ベオウルフにおいて、ベオウルフが振るった宝剣。
 血を浴びるごとに刀身は強固となり、それを用いれば何事もしくじる事が無いとされる。
 竜殺しの剣としても有名。

■足咬み [伝承]

 ラックサー谷の人々のサガに登場する剣。
 持つ者の家族の中で最も大事な者の命を奪うという呪いがかけられている。
 柄はアザラシの牙でできており、錆び付くことがないという。

■アゾット [Azoth sword] [史実]

 大錬金術師パラケルススが所持していた短剣。
 肖像画に描かれている剣の柄頭に“Azoth”と刻まれていたためこう呼ばれる。
 Azothとは金属の精髄を意味し、パラケルススは主に水銀を用いた。

■クルタナ [Curtana] [史実]

 代々イギリス王家に伝えられてきた、切っ先を持たない“慈悲の剣”。
 ロランの持つデュランダルの別名、コールタンから名付けられている。
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コメント


すごいですね。ゲームの武器名に迷っていたので参考にさせて頂きます!

by: 名無し * 2015.02.25 00:19 * URL [編集]


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